サイド・ロード

いつでも戻れるようにパンを撒いてゴー

ねこ巫女れいむ 歌詞考察

 自分自身まじめな人間ではないので、かなり屈折した解釈となる可能性があり、これは多くの人にとっては「解釈違い」となるのではないか、と書く前から予感しております。

 寛容な心でお読みください。

 


【東方PV】 ねこ巫女れいむ Neko Miko Reimu 【IOSYS】 HD

 

ねこ巫女れいむ 愛してる
ねこ巫女れいむ 何してる
ねこ巫女れいむ 酒乱ゆらり
ねこ巫女れいむ むろんふらり
ねこ巫女れいむ 愛してる
ねこ巫女れいむ 何してる
ねこ巫女れいむ 面白いわ
ねこ巫女れいむ 花も咲いた
ああ どうして 気持ちがいいの?

お賽銭は 300円以上で
くらげなして 漂うのはバナナ
新年いつのまにかむかえて
酒盛り そこの盆もおいで

博霊大社にも 温泉欲しいわね
いぇい☆

ねこ巫女れいむ 愛してる
ねこ巫女れいむ 何してる
ねこ巫女れいむ 酒乱ゆらり
ねこ巫女れいむ むろんふらり
ねこ巫女れいむ 切なすぎて
ねこ巫女れいむ 終わりのない
ねこ巫女れいむ 幻想から
ねこ巫女れいむ 目覚めない
ああ 私の おやつが ないわ

なんで私 巫女なんてしてるのか
決めた人が こんな脇を るーるるー
世界は 吹けば飛ぶものなのに
涼しい 夏は夢の あなた

紅白点滅して
急には止まれない にゃん☆

ねこ巫女れいむ みかん箱で
ねこ巫女れいむ 我慢してる
ねこ巫女れいむ 隠し切れず
ねこ巫女れいむ はみ出てる
ねこ巫女れいむ にゃにゃんにゃーにゃーにゃー
ねこ巫女れいむ にゃにゃんにゃーにゃーにゃー
ねこ巫女れいむ にゃにゃんにゃーにゃーにゃー
ねこ巫女れいむ にゃにゃんにゃーにゃーにゃー
火の車 神社は まわる

  これを初めて聴いたのはたしか中2だとかそんぐらいだったと思います。当時は歌詞に対してなんの疑問も持っておりませんでしたが、今改めてみるとさてよくわからない。

 今の僕は課題に追われていて、現実逃避のためにも、この歌詞を考察したいと思う。

ねこ巫女れいむ 愛してる
ねこ巫女れいむ 何してる
ねこ巫女れいむ 酒乱ゆらり
ねこ巫女れいむ むろんふらり
ねこ巫女れいむ 愛してる
ねこ巫女れいむ 何してる
ねこ巫女れいむ 面白いわ
ねこ巫女れいむ 花も咲いた
ああ どうして 気持ちがいいの?

 愛してる→何してる→酒乱ゆらり という流れから察するに、

「誰かを愛したが、〔自分の中で許せない何か〕をしていて、酒に逃げた」

というように読み取ることができます。許せない何かってなんだよってことですけどこれはあんま重要じゃないです。なんか許せないことがあったんでしょうたぶん。

 そして、この一連の流れはリフレインされます。しかしそれを最終的に「面白いわ」といわば「業」として受け入れ、いつか花も咲く。時は進んでいきます。

 「つらいことがあっても、業として受け入れれば、時は過ぎ、花も咲く。人生は面白いものだ。」

ということを、霊夢は伝えようとしていたのかもしれません。

お賽銭は 300円以上で
くらげなして 漂うのはバナナ
新年いつのまにかむかえて
酒盛り そこの盆もおいで

博霊大社にも 温泉欲しいわね
いぇい☆

  しかし、金銭はそうとはいきません。生きるということはお金を消費するということでもあります。困った彼女は賽銭を300円以上にすべきだ、という世界に不満を抱きだします。

 そしてこんな世の中からいったん距離を置きたい。そうだ海だ。ハワイだ。(ハワイなのか?)

 クラゲのように、何も考えず、海の波に身を任せて…。そう、バナナボートにでも乗ろう。そうすれば…。なんて妄想を繰り広げている。先ほど「花が咲いた」と唄っていたので、この時点では夏でしょうか。

 しかし、この歌詞は急展開を迎えます。「新年 いつの間にか迎えて」。そう、秋すら通り越して時期は冬。夢見ている間に、残酷にも時は過ぎ、酒盛り…。これでハワイ(だからハワイなのか???)への夢も閉ざされます。

 ならば、海が手に入らないならば、温泉くらいだったら、あってもいいんじゃないか。とでも言いたげな「温泉ほしいわね」の一言。

 なんだか寂しい。ここでもう一度あのフレーズが繰り返されます。

ねこ巫女れいむ 愛してる
ねこ巫女れいむ 何してる
ねこ巫女れいむ 酒乱ゆらり
ねこ巫女れいむ むろんふらり
ねこ巫女れいむ 切なすぎて
ねこ巫女れいむ 終わりのない
ねこ巫女れいむ 幻想から
ねこ巫女れいむ 目覚めない
ああ 私の おやつが ないわ

 彼女は飽き足らず、また恋をしては酒に逃げ…の日々を繰り返します。幻想から目覚めないうちに、おやつすら買う余裕もなくなっていく。

 こうなってくるとなかなか苦しい生活を強いられます。

なんで私 巫女なんてしてるのか
決めた人が こんな脇を るーるるー
世界は 吹けば飛ぶものなのに
涼しい 夏は夢の あなた

紅白点滅して
急には止まれない にゃん☆

  自分のアイデンティティである巫女を疑い、さらには「決めた人が」と、いわば神の責任にもし始めます。

 そう、私たちのその「決めた人」にすべて計画されていて、予定調和の中で出会い、離れ、そしてまた出会って…を繰り返しているにすぎない。そんな中の一つがこんな腋だったのだ。

 そんな単純な、それこそ吹けば飛ぶような決めた人の世界なのに、しかし忘れられない夢の中の「あなた」をいまだに想っている。

 彼女は「あなた」に出会えるのだろうか。そしてまた酒を飲み、紅白点滅、救急車でも来たんでしょうか。ここから歌詞がえげつなくなります。

ねこ巫女れいむ みかん箱で
ねこ巫女れいむ 我慢してる
ねこ巫女れいむ 隠し切れず
ねこ巫女れいむ はみ出てる
ねこ巫女れいむ にゃにゃんにゃーにゃーにゃー
ねこ巫女れいむ にゃにゃんにゃーにゃーにゃー
ねこ巫女れいむ にゃにゃんにゃーにゃーにゃー
ねこ巫女れいむ にゃにゃんにゃーにゃーにゃー
火の車 神社は まわる

 何を思ったか?おそらく、自らを「巫女」と定めた「決めた人」への反抗として、みかん箱に入り、なんと彼女、この後の人生を猫として生きることに決めます。

 これには「決めた人」も大混乱。神としての力がなくなった神社なんてのはただの建物です。そのせいで東風谷のほうに参拝客を取られたのか、どんどん勢力は弱体化、博麗神社は火の車となりました。

 

 最初は「なんだこのよくわかんない歌詞は!?」と思ってましたが、しっかりとひも解くと、なるほど博麗霊夢の世界に対する反抗だったんだなぁということがわかります。

 考察したところで課題は一ミリも進まなかったので、今すごく後悔しています。